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2024/10/30

食事マナーについて(幼児クラス)

食事マナーはなぜ必要なのでしょうか?見た目が美しくないから、という理由もあると思いますが、1番は一緒に食べている人のためにあるように思います。

子どもたちにも、同じ机で食べているお友だちがぐちゃぐちゃに食べていたらどう思う?足を上げていたらどう?と問いかけると、「いやだ」「ダメだよって教えてあげる」という声があがりました。そこで、みんなで気持ちよくごはんを食べるためにマナーを知ろう、とお話しをしました。



<正しい姿勢について>

・テーブルとおなかの間はこぶし一つ分あける

机と離れすぎても食べ物が落ちやすく、近すぎるとうまく食べられません。きれいに食べるためにも正しい姿勢が大切です。

・足の裏は床につける

足がふらふらしていると力が入りません。足裏が床につくことでしっかりと噛んで食べることができます。

・背中はまっすぐに

食道がまっすぐとなり、スムーズに食べ物が入っていきます。

こんな姿勢していないかな?と良くない例のイラストを見せると、「○○だからダメだよ」「○○しなきゃ!」とたくさんお話ししてくれました。そのあと実際にみんなで机に向かって正しい姿勢をすることで、「これくらい?」と、子どもたち同士でも声を掛け合う姿が見られました。

<食具の使い方>

お箸やフォークなどがうまく使いこなせないと、見た目が悪いだけでなく、ボロボロと落としてしまったり、カチャカチャと音を立ててしまったりします。そしてフォークが上手に使えるようになると箸も持ちやすくなるといわれています。ついグーで握って食べてしまう子もいるかと思いますが、上から握る持ち方からスタートし、下からのペン持ち、そして箸へと繋げていけるよう今後も見守っていけたらと思います。

<食器の置き方について>

毎日バイキング形式で給食を食べている子どもたちですが、ひとりひとり個性的な置き方をしています。正しい位置を知らない子もいたので、正しい位置に置くことで茶碗が邪魔になることもなく、きちんと手を添えて食べられるようになると伝えました。





マナーを学んだ後はすぐに給食です。

さっき聞いたことを思い出して、椅子の位置を調整したり、イラストと自分のトレーを見比べてみたりする様子がたくさん見られました。

食事のマナーはあいさつなど他にもたくさんあります。楽しく学びながら、いろいろなことを知ってもらえたら嬉しいです。そして自分も一緒に食べる人も気持ちよく過ごせたらいいですね。

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